

いよいよ、自力での食事が不可能に
梅さん、この1週間ほどとても具合が悪く、いよいよ、自力での食事ができなくなってきました。梅さん自身は食事をしたいと言う気持ちもあるので、シリンジを使って舌の上に流動食を乗せてやると、ピチャピチャと食べてくれます。
流動食を与えるのに必要な時間
この、流動食を梅さんのペースで与えるのには、約30〜40分ほどかかり、食べてくれる量も20mLほど。量が少ないので、1日に4回与えていますが、体重はどんどんと減り続けています。とても時間がかかり、家事や仕事をしながらだと気が焦ってしまって、ついつい流動食を梅さんの口に押し込んでしまいそうになってしまいます。そうすると、梅さんがむせてしまって逆に食べれなくなったりと、なかなかうまくいきませんが、気持ちはゆったりとして食事をさせないといけませんね。
それでも動き回る
こんなに弱々しく、か細くなってしまったのに、家では動き回っています。後ろ足はほとんど動かないので、前足を使ってお尻を引きずって移動しています。びっくりするほどの距離を動き回っていることもあって、疲れるとその場でバタッと倒れるので、怪我をしないか心配になってしまいます。
デカパグ・栗さんとの比較
我が家のもう1匹のジイサン犬、栗さんはデカパグ。梅さんと比較すると倍ほど大きさが違います。年齢は3〜4歳の違いなんだけど、栗さんはとっても元気で、犬にとっての3〜4年の違いを実感しています。
気持ちにゆとりを
介護が続くと、心にゆとりがなくなって、焦ってしまってかえって失敗。そんなこともありますが、音楽を聞いたり、TVを見たり、美味しいケーキを食べたりと気分転換をしながら介護を続けないと、介護をする側が辛くなってきます。介護の辛さを誰かに話したりするだけでも、ずいぶん気分がよくなるでしょう。かわいいかわいい愛犬だから、自分自身で介護をしたくなりますが、一人っきりで介護をしないで、話したり助けを求めたりすることで、心のゆとりが生まれて、愛犬に気持ちの良い介護をすることができると思いますよ。