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老犬介護と流動食 その1〜缶詰のフードをちょこっと調理

ドライフードを食べなくなったら

昨日まで食べていたドライフードを食べなくなって、そういや食べにくそうにしていたなぁと感じました。我が家の場合は、老化による斜頸や舌の動きが悪くなったことで、ドライフードを食べにくくなったようでした。
食べやすい高さにフードの器を置いてやったり、1粒ずつ手でやったりすると食べてくれました。

ウェットフードを試してみよう

ドライフードをポロポロと口の端からこぼすので、噛む力が弱くなったかと思い、半生タイプのウェットフードにしたところ、これも食べやすそうでした。形状もいろいろあって、我が家では小型犬に食べやすそうな小さな粒のものを選びました。

ドライフードのふりかけを

ペットショップでウェットフードを見ていると、ドライフードのトッピングとして、スープやジェル状のパウチに入ったフードがあり、これまで全然気にしたことがなかったのですが、試してみることに。ドライフードにかけると、粒と粒の一体感が生まれ食べやすそうでした。ドライフードよりも香りがいいので、美味しそうに食べていました。

いよいよ缶詰フードに

あれもダメ、これもダメとなってきたので、いよいよ缶詰フードを試してみることに。缶詰フードは香りが強くて食欲をそそられるようで、柔らかいこともあって食べやすそうです。だけど、食べ終わった後には顔がベタベタで。こぼしたりもするので足元もベタベタで、食事の後のケアが大変でした。そして、何より強い香りのオシッコやウンキーが出るので、介護する人間にはあまり良くないですが、とりあえず食べてくれるなら、それでいいんです。

何歳用を食べさすか

缶詰フードも、対象年齢が何段階かに分かれて表示されています。最初の頃我が家では、一番年齢の高い11歳以上や13歳以上用をあげていましたが、どうも食べにくそうでした。かなり細かなみじん切りのようなものが入っていて、つるっと喉に通らない感じ。7歳以上用などの、粒の大きなものの方が食べやすそうでした。
対象年齢はあくまで目安なので、絶対にその年齢でないといけないということもないので、食べてくれるものを選びましょう。

それでもダメならミキサーで

ここからが調理です。どうしても食べたがらなくなったり、食欲がなくなってきたら流動食にするのも一つの方法です。我が家では缶詰フードをミキサーにかけてドロドロの液体にして、シリンジ(大きめの注射器)であげています。
以前いた子の場合は、1日に食べて欲しい分量を計量しながらタッパーに詰めていました。冷蔵庫で保管し、食べる前にはレンジで人肌に温めて食べさすと、とても喜んで食べていましたよ。

時々は自力で食べるか確認しましょう

自力で固形物を食べなくなっても、まれに小さく潰したジャーキーをひとくちだけ食べてくれることもあるので、食事をする喜びを忘れさせないためにも、時々は鼻先に美味しい香りをチラつかせてみてください。
我が家では、それでひとくちでも食べてくれたら、夫婦で大喜びしています。

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