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老犬の散歩を考える。痴呆防止の効果も

老犬の散歩はいつまで行くべきか

10歳を超えて老犬と言われるころになると、歩行介助や歩行介護が必要になってきます。そんな状態で散歩に連れ出すのがかわいそうになり、散歩に行かなくなってしまうこともあるかもしれませんが、寝たきりにならないかぎり、一歩でも前に進めるなら、散歩に連れて行ってあげましょう!

日光浴も大切

散歩に連れ出すことによって、日光に当たることにもなり、体内時計をリセットすることにもなります。家の中で好きな時に好きなだけ寝るような生活だと、昼夜が逆転してしまうこともありますよ。元気だった頃と同じように散歩に出かけ、同じリズムで生活することも大切です。

体を動かすことで血行を良くする

あまり体を動かさなくなってくると、血行が悪くなり浮腫みがでたり、手足や体が冷えてしまいます。寝てばかりでなく、散歩をすることや散歩をする準備の段階も含めて、少しで体を動かすことで、血行も良くなってくるでしょう。

いつもの散歩コースを変えてみる

いつもの散歩コースばかりだと、ワンにとっても刺激のない平穏な毎日になってしまうので、ちょっと寄り道をしたり、いつも行かないコースを歩くことで新鮮な気持ちになり、脳に刺激を与えることができて、痴呆防止の効果も期待できます。

歩行介護に便利なもの

我が家では、後ろ足の悪い子の場合、犬の介護用品で後ろ足の歩行を支えるハーネスを購入して使用していました。歩きにくくなっても散歩には行きたがったので、数歩でもそのハーネスを使うことで、たっぷり散歩した後のように満足気な顔をしていました。
介護用品は高額ですが、あると便利で快適な老後を送ってもらえるので、お金を使う価値はあると感じています。

歩けなくなったらバギーを活用


歩けなくなっても、外の空気を吸ったり、日光浴のためにも外に連れ出すことで脳への刺激を期待できます。なので、小さい子なら抱っこしたり、大きい子ならバギーなどにのせてお出かけを!

1日1回は外へ連れ出そう

玄関先でも外に連れ出すだけで、気分転換にもなるので良いでしょう。我が家の長老犬は、目が見えなくて外に出るのが怖いようですが、抱っこして玄関先に座っていると、一生懸命鼻を動かしています。人間にはわからない、外の空気を満喫してるようです。

適度な運動で健康と痴呆を予防

心と体の健康が、1日でも長生きしてもらうために必要です。適度な運動と脳への刺激で痴呆を予防し、年相応な健康な体で長生きしてもらいたいですね。

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